青の碧

明日も好きかどうかは約束できない

2年8ヶ月

推しが、推しが、2年8ヶ月ぶりに動画を投稿した。

バイトが終わって高速スクロールでさらっとツイッターのTLをながめていたら見覚えのある黒いアイコンが目に入ったので「ああ、また生存確認できるんだなあ」くらいの気持ちになった。最近、というかここ2年くらいの彼のツイートの中には動画投稿を知らせるものはひとつもなく、かわいらしくも彼らしいツイートばかりだったから、今日もそういう感じなんだろうなあって思っていた。かわいくて、なんだかほっこりして、時にクスッと笑えて、そういうツイートは、わたしにとって彼の生存確認をさせてくれるもので、それだけでも正直うれしいものだから、るんるんしながらツイートをタップすると「2年8ヶ月ぶりに動画を投稿します」との文字があった。

涙が溢れた。

わたしが彼のオタクをやっていたのは、今から3年ほど前のことで、彼の活動が乏しくなるとともにわたしも彼のオタクを最前線でやることを自然にやめていった。フェードアウトしたさきにジャニーズがあった、ということはまあだいたい察してもらえるかと思いますが。わたしはそんなに長いこと彼のオタクをやっていたわけではなくて、本当にオタクとして熱を注いでいたのは半年くらいのものだった。初めて飛び込んだニコニコ動画の世界、ほかの歌い手さんの存在、その中で圧倒的に「好きだ」と思わせる彼の存在、全部今までやってきたジャニオタとも二次オタとも違って、楽しくて、うれしくて。世界でいちばん大好きな歌声を定期的に聞けて、生放送なんてしてくれようものなら「同じ時を生きている」ことを確認できる。めちゃくちゃたのしくて、たのしくて、たのしかった。ジャニーズとか声優とか、全然ジャンルが違うから一概に比べていいものかわからないけど、わたしは「歌」という側面に関して、表現者として彼のことがいちばんすきだった。今もすき。「最前線で」彼のオタクをやることから足を洗うことはできても、根本として彼のオタクをやめることはできなかった。とても素敵な表現者で、謙虚で、ちょっぴり天然で、圧倒的センスを持っていて、かわいらしくて、そんな彼のオタクだけはやめられなかった。言いこそしなかったけど彼の歌ばかり聞いていることもあった。そんな彼の目立った活動がなかった期間は少し長すぎて、ずっともどかしさと切なさを感じていた。彼のいない歌い手界隈は私にとってきらめきを失ったもので、過去の動画を見ては「ああもう歌うことを生きがいにはしてくれないのかな」と思っていた。

今日、動画を投稿したというツイートを見た時、わたしは「彼はまだ彼でいてくれるんだ」と思った。ちゃんと言うと「彼が彼でいるためのその要素に、『歌』が入っているんだ」と思った。そう思ったら嬉しくて嬉しくてしかたなかった。生きていてくれればそれでいいと思っていたしたしかにそれはそうだけど、でもやっぱり涙が出るほど嬉しくて、幸せでしかたない。「歌い手をやめない」というその言葉が刺さるほどうれしい、わたしが求めていたものをくれたのはやっぱり彼以外の誰でもなかった。

動画を見た時、彼の歌を聴いた時、「ああこれだ、この感覚だ」と思った。全神経耳に持っていかれて、鳥肌が立って、彼の歌に呑まれて、そういう感じだ、この感じだと思った。これ以外では埋められなかった感覚がまた戻ってきたのがまたうれしくてうれしくて涙がこぼれた。

 

 ドラマツルギー 歌ってみた【りぶ】 - YouTube

 

わたしの世界にまた「あなたの歌」をくれてありがとう。りぶさんの活躍これからもまだ待っています!